NIC NEWS

2017年12月29日

日経朝刊(中四国経済)が紹介。「新型の視覚障害者用点字誘導ブロックの開発」

 12月29日付日本経済新聞(中四国版経済NEWS)にて、日本興業株式会社と東京大学の研究グループなどと共同で、デザイン性を重視した新しい色の点字ブロックが開発されたことについて紹介されました。
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 日本興業株式会社(社長:多田綾夫)は、このほど、東京大学分子細胞生物学研究所の伊藤啓准教授らのグループと共同で、視力が低い方(ロービジョン者、弱視者)にとって視認しやすく、しかも景観と調和しやすいような「視覚障害者誘導用ブロック」を開発いたました。

 2018年春ごろの発売を予定しています。


 誘導ブロックは、国土交通省のバリアフリーガイドライン等において「視認しやすい黄色で、周囲の路面と明確なコントラストを確保して敷設する」ことが推奨されていますが、非常に目立つ色であるために周辺環境と調和しにくいことから、景観性を重視する建築家やデザイナーにより、路面の色や舗装の模様と紛らわしく、視力の低い方に見にくい危険性を伴った誘導ブロックが設置されるケースが増えています。

 伊藤啓准教授とカラーコンサルタント会社、当社を始めとする誘導ブロックメーカーから構成されるグループは、著名な建築家である隈研吾氏の助言を得ながら、誘導ブロックとしての視認性・記号性を確保しつつ、景観との調和も実現できるような色あいの誘導ブロックの開発を進めてきました。

 このほど現行の濃い黄色のブロックとほぼ同等の視認性をもち、かつ景観とも調和しやすい2色の誘導ブロックを開発いたしました。同時に、突起の高さ(JIS 規格で5ミリと定められている)を保ちつつ段差乗り越え時の衝撃を和らげるために、車椅子やベビーカーの車輪が当たる突起の角(エッジ)にわずかに丸みを持たせた新しい突起形状のブロックや、ほとんどの車椅子やベビーカーが通過できるような幅の平坦部を設けたブロックも開発いたしました。


【(新)視覚障害者用点字誘導ブロックの概要】

20171229.png

2.特徴

(1)新しい色あい(クールイエロー、ウォームイエロー)の誘導ブロックは、景観とよく調和し、かつ従来の濃い黄色の誘導ブロックとほぼ同等の視認性を有しています。特に光が少ない夕暮れ時には、濃い黄色のブロックと同等以上の視認性が確認されています。

(2)ブロック表面の突起の角(エッジ)にわずかに丸みを持たせることで、車椅子やベビーカーが誘導ブロックの突起を乗り越える際の衝撃を和らげます。また、市販の車椅子やベビーカーの前後輪の車輪幅を調査し、ほとんどの車椅子やベビーカーが通過できるような幅の平坦部を設けたブロックもラインナップしました。



※本製品は東京大学伊藤研究室、日本興業株式会社、株式会社 LIXIL、株式会社キクテック、DIC カラ ーデザイン株式会社、NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構の共同開発によるものです。



 12月22日発表日本興業株式会社の資料はこちら>>(PDF)。


「視覚障害者誘導用ブロック」に関してのお問い合わせは、NIC株式会社までお寄せください。

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